「japan.poem」
万緑に
ジャパンポーエム
スタートし
<ハナミズキ(Hanamizuki(pink))>
「キンモクセイ」
秋の花のキンモクセイ
それでも五月はやって来た
黄緑黄緑つやつやと
<ナズナ(Nazuna)>
「スイバ」
スイバも伸びて青々と
茎をかじれば酸っぱさが
お酢(す)より爽(さわ)やか口中に
<矢車草 (Yagurumasou)>
「タンポポ綿毛」
タンポポ綿毛は
雪の玉
土から顔出す冬の精
<藤(Fuji)>
「25.6度」
夏の気配が忍び寄る
体の芯(しん)から抜け出せず
衣服からも顔出せず
<踊り子草(Odorikosou)>