「いっぱいの桜」
今日は桜で胸いっぱい
いっぱい過ぎて
夕餉(ゆうげ)は蕎麦(そば)だけ ただそれだけで
<枝垂れ柳の花(Shidareyanagi)>
「蟻(あり)」
蟻の背中に春を見た
その照(て)りに
その素早さに
<蟻(Ari)>
「百四年の桜」
幹は黒々こぶだらけ
それでも花は若木に負けず
薄いピンクの雲つくる
<蟻 (Ari)>
「水と桜」
桜の花の高ぶりを
古池 川は
鎮(しず)めつつ
<山桜(Yamazakura)>
「山桜」
ソメイヨシノが盛りの頃に
静かに咲いた山桜
まだまだ花は少ないけれど
<山桜(Yamazakura)>